『ルックバック』と『メイ・ディセンバー ゆれる真実』を観ました
最初に『メイ・ディセンバー』から
事件の元ネタとか知らず飛び込みで観たわけです
全然わからねぇの
ぬるぬると話は進んでくし
音楽は間違ってるような気がするし
なんか違和感しかないの
悪役っぽいけど悪役じゃなくて、ミステリっぽいか?サスペンスか?
なんだこれぇわかんねよ
つまんねえよってな感じで映画は終わる
これ元ネタを知ってると楽しめるタイプだって気づいたのは映画が終わった後
知ってる前提で進んでたのかー
くそがよぉ、ファックだなーって感じ
ちょっとお金無駄にしたような気分になったのでムカついてますよ
ちゃんと良いところもあって、人間の悪いとこを上手に描いてる
観てると気分悪くなるの、いい意味で
演技上手すぎるだろ、だからか!役と役者の線引きができなくなるってのは
それくらい嫌いになりました。いい意味でですよ
愛とは何ぞや?そんなのよく考えたらだれにも理解できないわけで
この映画の帰結は投げてる気がするんだけど
そこが味な気がする
あとセックスのシーンね
日本だけ?やけにモザイクかかってたけど
本国版だとどうなのか。結構変な感じしたよ
最初に音楽間違ってるって書いたけど作中のアイツが音響監督やったからかな?
だとしたら作りこまれてる映画かも
『ルックバック』はかなりよかった
今年ベスト5には入るくらい満足感は高かった
無駄なことしないとこがよかった
原作から余計な味付けをしないでそのまま提供してくれたことに敬意を表したい
すばらしい
ifから現実に戻る作品好きなんだよ
『LA LA LAND』なんて典型的な作品だけど
好き、ってなった。『LA LA LAND』はあくまで恋愛だったり夢だったりをテーマにしてた作品だったけど
『ルックバック』は死があるから重いんだよ
下手したら後味最悪で終わるだけどそんなことなく現実に戻っていく感じがいいんだ
ありえた未来とクロスするって作品は多いけどこれは傑作に近いのではないでしょうか
原作公開当時はいろいろと物議を醸し、そういう作品という位置づけから抜け出せなかったと思いますが
映画という形で羽化できたのはよかったなぁって
1700円払ってでも見る価値ある
ありえたはずの未来と現実の自分が交叉するって、なんかいいよね
あの日あの時あの場所でじゃないけど
後悔ばっかが人生だから心に刺さったってのは大いにしてあります