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ニコニコ動画、文化を作ったその先へ【24/12/14】

ニコニコ動画がハッキング被害を受けたニュースから数ヶ月。最近になって、ハッカー集団から「身代金支払いありがとう*1」とのお知らせが届いたと報じられた。これが事実なら運営側が身代金を支払ったことになるのだろう。何とも言えない気持ちになる。

 

個人的にはこの件をきっかけにニコニコ動画のプレミアム会員を解約した。長年支えてきたユーザーとして運営が何の責任も取らない姿勢に腹が立ったからだ。個人情報流出という重大な問題が起きたにも関わらず外から見える限りでは特に明確な対応も見受けられない。責任を問われたらどうするつもりなのか。そもそもやる気がないのだろう。

 

あの規模のサービスで脆弱性を抱え個人情報を流出させてしまうのは論外。かつてのニコニコ動画はインターネット文化の一時代を築いた存在だった。それが今では「被害者」として同情されているが、正直言って優しすぎる対応だと感じる。こうした問題を放置するのは、運営の怠慢を許してしまうことになる。こんな事態、普通に考えて「悪」だろう。

 

個人的にはもうニコニコ動画は「文化を作った」という役目を果たした時点で閉鎖してもいいサイトだと思っている。全盛期の輝きは間違いなく凄まじかったし多くの人にとって青春の象徴でもあった。しかし現状の運営姿勢やサービスの質を見るとその終焉を迎えても誰も責められないのではないだろうか。

 

むしろ、閉鎖するタイミングとしてはソニーが買収するという話が出ている今がちょうどいいのではないかと思う。過去の栄光を抱えたまま終わるのも一つの選択肢。

 

インターネット文化の一部として輝いたニコニコ動画。その終わり方もまた、文化の一端として語り継がれるべきだろう。