レジ袋が有料化されてから、もう随分経つ。最初はちょっと抵抗があったけど、気づけば「レジ袋いりますか?」と聞かれるのが当たり前になっている。マイバッグなんて持ってない私は毎回レジ袋を購入している派だ。
袋の大きさによって値段が違うらしいけどその差は数円程度。まあ、必要経費だと思えば納得できる。数円だし仕方ないよね。ただ一つだけ言いたいことがある。それは袋の質。これが本当にひどい。
例えば、牛乳パックを入れたとき。角が袋に触れた瞬間、「ビリッ」って破ける。いやいや、こんな簡単に破れる袋に数円払ってるのかと思うと、ちょっと腹が立つ。コスト削減なんだろうか?それとも、これも国の政策に沿っている結果なのか?
いや、私が怒っているのは有料化そのものじゃないんだ。有料化はもう受け入れてる。でも、有料ならそれに見合う質の袋を提供してほしい。「これ、タダで配ってたときより質落ちてない?」と疑いたくなるレベルの袋に、毎回がっかりしている。
しかも、ほとんどバイオマス素材だから有料化する必要はなかったらしい。それを知ったとき、「じゃあなんで?」と思わずにはいられなかった。これってただの便乗じゃないのか?結局、消費者が余計なお金を払わされているだけなんじゃないかって気がしてならない。
エコのためとか、環境を守るためとか、立派な大義名分はある。でもその裏で消費者が割を食ってる構造にはモヤモヤが募る。そして毎回破ける袋を手にしながらこんな些細なことに文句を言っている自分にもちょっと呆れる。
それでも、次こそは破けない袋を手に入れたいと思いつつ、また「袋をいりますか?」と聞かれる日々は続くのだ。