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年末感の薄れる師走と終わらないタスク【24/12/24】

クリスマスソングとお正月の曲が入り混じるこの頃。ホームセンターではツリーの隣に鏡餅が並び「もう年末か」と思わされる。今年も小さな鏡餅をカゴに入れこれで年末準備は完了……のはず。しかし年末感が年々薄れていく中でなぜか形式的な準備だけは毎年欠かさずやってしまう。この矛盾にはちょっとおかしい。

 

仕事は相変わらず山積みで年末を目前にして追い立てられるばかり。忙しさに拍車をかけるだけの「締め切り地獄」を走り抜けているが、ふと思う。「12月が終わって、13月があればもっと楽になるのに」と。

 

日本もかつて「13月のようなもの」が存在していた。太陰暦を使っていた時代、1年は約354日だったため、季節のズレを調整するために数年ごとに「閏月(うるうづき)」という13番目の月を挿入していたのだ。この閏月は、暦の中で「1年を延長する特別な月」として機能していた。当時の人々は閏月を普通の月と同じように暮らしていたのだろうか?気になってしまう。

 

でも、13月が復活したとしても、余裕なんて生まれないのだろうなぁ、なんて。増えた月を休息に充てられるわけもなく「その分のタスクを詰め込むだけ」と考えると現実は厳しい。結局、カレンダーが変わったところで忙しさから逃れられることはない。

 

それでも「もしも」を考えてしまうのが人間の性だ。もし13月があったら年末感の薄れる現代にちょうどいい「猶予の月」が生まれるかもしれない。いや、待てよ。13月があったら給与も13月分になるのかな?そんな都合のいい話があるわけもないけれど、ふとそんな考えが頭をよぎる。

 

まあ、そんな夢物語を考えているうちにまた現実のタスクが目の前に戻ってくる。結局今年も変わらず終わらない仕事を片付けながら新年を迎える。