車で帰宅中、前方にトラックが現れた。別にトラックの運転がどうこう言いたいわけではない。発進した瞬間に真っ白い煙を吐き出したのだ。外気取り込みにしていた自分の車の中は、瞬く間に科学的な臭いで充満した。明らかに体に悪そうな臭いで、光化学スモッグの危険性を身をもって実感した。
実際、頭がクラクラして、意識が飛ぶかもしれないと本気で思った。とっさに窓を開けて換気を試みたが、逆にさらに臭いが入り込んでくるという八方ふさがりの状態。こんな経験は今まで一度もなかったので、「これってトラックの問題なのか?」「もしかして入れてはいけないガソリンでも使っているのか?」と、疑問が次々と浮かんできた。
気持ち悪さは1時間ほど続き、正直なところ、訴えたいくらいのレベルだった。しかし、もし「これが普通だよ」と言われたらそれまでだ。かといって納得できるわけでもなく、ただモヤモヤした気持ちが残る。
こういうことが当たり前になってはいけないのでは?そんなことを考えながら、未だにスッキリしない思いがモヤモヤとくすぶっている。
多分ね、エンジンオイルが燃焼したニオイなんだろうね。そう思いたい。ちなみに埼玉です。はい。