トランプがゼレンスキーを「独裁者」と非難し、さらには「戦争を始めたのはウクライナ側だ」と宣うのを見て、やっぱり陰謀論者の親玉をトップに据えると散々な目に遭う んだなと実感する。
それに対して「よく言った！」と喜ぶ日本の陰謀論者たちの反応を見ると、もう終わったな……という気持ちになる。
「正論？」そんなわけがない。もし本当にそう思うなら、自分の家の鍵を開けっ放しにして、見ず知らずの誰かが壺を割ったりタンスを勝手に開けても、絶対に抵抗するなよ？ という話になる。お前が始めた物語なんだから。
陰謀論者は対岸の火事を楽しんでいるだけ。何の痛みも負わない場所から「実はこうなんだよ」と知った風な口をきく。自分には関係ない戦争だから好き勝手に語れる ——そんな無責任な姿勢が、どうにも気持ち悪い。
特に日本の陰謀論者を見ていると、ある程度の共通点がある気がする。40代以上、まともな人間関係を築けず、社会に対する不満を抱え、インターネットのニュースに振り回されている人種。
……いや、40代以上のおっさんの嘘は 「オオカミ少年」ではなく、ただの嘘つきでしかない。
こういう人たちとは関わりたくないし、近づきたくもない。
