スピカぴかぴかましゅまろパクパク

日記(のようなもの)を毎日更新!!

目覚め【25/3/6】

最近の国際情勢を見ていると、まさに「複雑怪奇」の一言に尽きる。かつて世界の警察を自称していたアメリカがまさかのロシアにすり寄るムーブをかましている姿には、もはや失笑すら浮かばない。

 

「自由と民主主義の守護者」だったはずの国が気づけば独裁国家の機嫌を取る始末。こんな国の核の傘の下にいたと思うとなんとも情けなくなる。これまで「金を出せば守ってもらえる」という考えに甘えていたがどうやらそれも過去の話になりつつあるようだ。

 

そんな中で、日本の中にはまだ「憲法9条があるから平和だ」とか夢のようなことを言っている輩も多い。中国は台湾侵攻の準備を着々と進めているし、そんな時に「戦争反対!」と叫んだところで、戦車が止まるはずもない。

 

むしろ太平洋の不沈空母と称される日本列島が、あっという間に中国の属国になる未来のほうがリアルに見えてきた。十年前なら「そんなこと起こるわけがない」と一笑に付した話が、今や冗談に聞こえなくなっている。

 

「日本も核武装すべきだ」という考えにシフトしている自分に驚く。リベラルぶって「戦争はダメ!平和を守ろう!」と気取っていた頃が懐かしい。しかし現実は非情だ。誰も助けてくれないなら自分で守るしかない。世の中理想だけでは生きていけない。

 

正義と平和を語っていても撃たれたら終わり。そんな当たり前のことに気づくのが遅すぎたのかもしれない。

 

とはいえ、日本が核を持つ未来なんて現実的じゃないし、結局のところ「話し合いで解決を…」なんて言ってる間に、どこかの大国が「話し合いの席は空母の上だ」とばかりに乗り込んでくるんだろう。

 

さて、その時我々は何を手にしているのか?憲法9条かそれとももっと現実的な抑止力か。もうそろそろ夢から覚める時じゃないかと思ってしまう、今日この頃。