やっと3kmを連続で走れるようになった。小さな進歩だけど、自分にとっては大きな一歩。
せっかくなのでちょっと歩いてから最後の1kmを全力で走ることにした。勢いよく駆け出した真冬の夜、当然のように何も起こらないわけがない。
走り終えた瞬間、肺が痛くなった。いや肺というより気管あたりがじんわりと痛い。あの嫌な感じ、どこかで経験したことがある――そう、喘息の時と同じ。
「まさか病気になったのでは?」とおびえながら休日の二日間を静かに過ごす羽目に。熱はない、咳も出ない、でも違和感だけは残る。もしこのまま悪化したら、咳喘息からの肺炎コースもあり得る。年齢も年齢だし無理は禁物だと頭ではわかっている。
ところが月曜日になると何事もなかったかのように回復していた。むしろ、ちょっと強くなった気さえする。もちろん油断は禁物だけど、こうして少しずつ体が順応していくのかもしれない。とはいえ調子に乗って無茶をすれば本当に体調を崩すのが現実。
全力疾走はほどほどに、息切れしないペースで走ることを覚えなければならない。鍛えるのは大事だけど限界を超えて壊してしまっては意味がない。冬の夜ランは気持ちがいいけれど寒さが引き起こすリスクとも上手く付き合っていく必要がある。
無理せずでも確実に強くなっていこうと思う。