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国家運営の危うさ【25/3/11】

これまで比較的まともな大統領が続いていただけで、ちょっとイカれた人物が登場すると、途端に国家運営すらままならなくなるものなんだなと実感。もちろんアメリカの話。でもよく考えればアメリカだから目につくだけで、独裁色の強い国なら似たような状況はいくらでもあるのだろう。

 

だからこそ「任期」という仕組みがあるのだが、就任からわずか2~3カ月でこの有様では残りの3年半以上はまさに地獄。果たしてどこまで壊れるのか。そして一度も壊れたことのない国が再生できるのか。経験がないからこそ、再生できない可能性のほうが高い気がする。長年続いた安定が一瞬で崩れることをリアルタイムで目撃するのはなかなかに興味深い。

 

日本も首相ではなく「疑似大統領制」がいいと思っていたが、これを見ていると「やっぱり違うな」と思う。日本の場合は総理が短命でも官僚機構が粛々と国を回しているからなんとかなってきたのかもしれない。

 

とはいえここまで耐えてきたアメリカの制度もある意味すごい。どんなに強烈な指導者が登場しても国として存続し続けてきた実績があるのだから今回も耐え切れるのかもしれない。ただ、もしこれが限界突破のケースだったとしたら歴史に残る転換点を見ているのかもしれないなと思った。