兵庫県知事がパワハラを認めたのに辞めないらしい。聞いた瞬間に思ったのは「なんて往生際が悪いんだ」という感想。そしてさらに驚いたのは、県民の多くが『実行力があるなら辞めなくてもいい』と答えたという報道。
これ、ちょっと考えさせられる。たとえば隣の市で連続強盗殺人が起きても、隣の市だからって自分の感覚では遠く感じるような、あの距離感。10件隣なら?1件隣なら?…って詰めていくと、どこかでようやく自分ごとになってくる。でもそれって完全に感覚がマヒしてる証拠だ。
あるいは交通違反しても罰金さえ払えばOKっていう社会のルールのような。罪を代償で処理してる構造を認めるのと同じ。つまり「パワハラしたけど仕事できるならチャラでいいよね」っていう空気は、私たち自身が許し方の感覚を狂わせてる証左でもある。
なんかこう政治ってちょっと遠い世界の話になっちゃってるんだなと思った。もちろん正直言って自分も「兵庫県?関係ないし…」って思ってしまった。だからって「どうかしてる」と言うだけで済ませていいのかって話でもあるんだけど、でもやっぱり、そうやって終わってしまうのが現実。
仕方ない。でも、仕方なくしちゃいけない。そういうジレンマの中で生きてるんだなと感じるニュースだった。