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主食の座から落ちる日【25/5/14】

最近、お米の値段が昨年と比べてほぼ倍になっているという話。ニュースではお米農家やJAへの取材映像とともに「ようやく適正価格に近づいた」と報じられていた。なるほど、生産者からすればそうなのかもしれない。けれど消費者目線で言わせてもらえば「二倍」はちょっとやりすぎだ。

 

ただでさえ現代人はお米をあまり食べなくなっている。そんな中で価格を上げるのは、まるで自ら首を絞めているようなものではないかと感じる。食卓からお米が遠ざかっている今、消費者に「高いけど仕方ない」と納得させるにはよほどの付加価値かストーリーが必要だと思う。

 

需要と供給は市場の基本。でも過去にはSwitchやヤクルト1000のように「みんなが欲しい」となった途端に手に入らなくなり、レア感だけで買われていたものもある。そういう「騒がれたから欲しくなる」心理はわかる。お米もそうなるのかもしれない。

 

が、同時にこうも思う。もし今このまま高値で推移し続ければ、パンや麺に完全にシフトした人たちは、もう米に戻ってこないかもしれない。

 

一度「主食の座」を降りたらそう簡単に返り咲けない。米は便利だし美味しい。でも同じ価格帯でパンやパスタが買えて、しかも調理も楽なら、多くの人はそっちを選ぶだろう。気づけば、お米が第三候補になる未来だってある。現在そうなっているのかもしれない。

 

「今が適正価格です」と胸を張るのは勝手だがその言葉の裏にある「今後見向きもされなくなるかも」という可能性について、誰も口にしていないのが気になる。

 

いや、考えてないのか。それとも考えても仕方ないと割り切っているのか。


いずれにせよ、もう少し安くてありがたいお米が懐かしくなっている。