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任意保険の「任意」は本当に任意でいいのか【25/5/21】

また高速道路で逆走か…なんて思ってニュースの詳細を見たら今回捕まったのはペルー人だったらしい。最近なんとなく外国人ドライバーが絡む事故や、ちょっと物騒な交通違反の話を耳にする機会が増えたような気がする。まあニュース自体がそういう話題をセンセーショナルに取り上げがち、っていう偏りもあるのかもしれないけど、実際に日本で運転免許を取得する外国人が増えているのも、中国の人が自国免許を日本のものに切り替えるケースが増えているのも事実なんだろう。

 

で、こういうニュースに触れるたびにどうしても頭をよぎる不安がある。

 

それは万が一、外国人が運転する車と事故を起こしてしまった場合、彼らが事故の責任を負わずに母国へ帰国してしまう、つまり「逃げてしまう」可能性が日本人相手の場合よりも高いのではないか、ということだ。

 

もちろんちゃんと保険に入っていて、誠実に対応してくれる人も多いだろう。でも、ひき逃げや当て逃げをするような人間が、きっちり手厚い任意保険にまで入っているとは、どうにも思えない。人身事故であれば、最低限の自賠責保険でカバーされる部分もあるかもしれない。でも車をボロボロにされたとか、家のフェンスをめちゃくちゃに壊されたとか、そういう物損事故の場合はどうだ? 相手が保険に入っておらず、そのまま本国に逃げられてしまったら被害者は修理費も何もかも自腹まさに泣き寝入りになるケースが多いんじゃないだろうか。

 

じゃあその運転手が持っていた免許を発行した国が代わりに責任を取ってくれるのか? そんなわけないよな、普通に考えて。

 

これから先こういう問題どう対策していくんだろうか。

 

結局のところ自動車を運転する以上任意保険への加入を「強制」にするしかないんじゃないか、と個人的には思う。今だってNHKの受信料が「日本のテレビを持ってるなら払うのが当然」みたいな、ほぼ強制加入に近い形で運用できているんだからやろうと思えばできるはずだ。「任意」という名前だけ残して実質的な強制加入にする、とかね。

 

事故の被害者が国籍がどうとか、相手が逃げたとかで、正当な補償も受けられずに泣き寝入りするなんて、そんな理不尽があっていいはずがない。

 

なんで、そういう当たり前のセーフティネットをもっとちゃんと作ろうとしないのかな。

 

はぁ……なんだか、ため息しか出てこないな。