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繊細な舌なんてどこにもない【25/6/19】

特に目的もなくたまたま楽天市場を眺めていた。

ふと備蓄米が売られているのが目に入った。国が放出するとか言ってたあのお米。

 

うちの米びつもうすっかり空っぽだったな、と。 なんてちょうどいいタイミングなんだ。これはもう買うしかないだろう。 というわけで特に深く考えることもなく、ポチッと。購入完了。

 

備蓄米っていうと人によっては普通のピカピカの新米と比べたら味が落ちるなんて言うのかもしれない。 でも大丈夫。全く問題ない。 どうせ自分の舌なんてそんな繊含な味の違い分かりっこない。高級な魚沼産コシヒカリと今回の備蓄米を並べられてさあ、どっちがどっちだ!なんてクイズを出されたらたぶん勘で答える。

 

そもそも自分が白米を食べる時なんてそのほとんどが熱々のご飯の上に納豆を乗っけて付属のタレをぶっかけてガーッとかき混ぜて食べるだけ。そうなるともはや味の主役は完全に納豆とそのタレ。お米に求められるのはそのすべてを優しく受け止めてくれる、最高のキャンバスとしての役割。お米自体の繊細な甘みとかそういう主張は求めていない。

 

家にお米がなくてちょうどいいタイミングで備蓄米を見つけた。 自分の味覚レベルと、普段の食べ方を冷静に分析すればこれ以上ないくらい合理的で満足度の高い買い物だったと言える。