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行間が読めない親【25/6/29】

先日楽しみにしていた『アンパンマン』の新作映画を観に行った。
ただの通常上映じゃない。「アンパンマンナイト」っていう特別企画のやつ。

 

夜の時間帯に普段の子供向け上映とは違って劇場を完全に暗くして昔からのファンである大人も作品の世界に没入して楽しめるように、という実に粋な企画。子供の入場が明確に禁止されているわけじゃない。でもこの企画の意図を考えれば分かるはずだ。これは大人のための上映回なんだからそこのところよろしくなっていう、暗黙の了解があるはずの場だ。行間を読めって話だよ。

 

でも案の定いた。
そういう行間や空気が全く読めない愚かな親が。


案の定上映が始まってもその子供はずーっと本当にずーっと喋ったり音を立てたりしてうるさい。そしてその親はそれを一切止めようとしない。ただ放置。自分の子供が周りの人間のけして安くはないチケット代と貴重な時間を完全に破壊しているという事実に気づいてすらいないのかもしれない。

 

最悪だった。


こっちはこの特別な時間をこの作品の世界に浸ることを心から楽しみにしてわざわざ足を運んでるんだ。それをたった一組の無神経で想像力の欠如した親のせいで全て台無しにされた。

 

こういう親に育てられた子供はきっとまともな大人にはなれないんだろうなと暗い気持ちになる。なぜなら親自身が社会の一員としての最低限のルールや他者への配慮というものを、全く理解していないんだから。その子供自身に罪はないのかもしれない。でもその親の愚かさには怒りを通り越してもはや軽蔑と絶望しか感じない。

 

なんだろうなこれ。


本当にどうしようもないくらい愚かな大人っているんだなと。