どうしても読みたかった本があって近所の実店舗のサイトで在庫を検索。すると幸運にも在庫有りの表示。これはラッキーとすぐさまサイトから取り置きを依頼。
ところが数時間後。店からメールで、すみませーんサイトの表示ミスでして実は在庫ありませんでしたー、てへぺろなんて、悪びれもせずに言われる始末。まあこういうシステムのタイムラグとか人的ミスってのはあるよなと、その時はまだ寛大な心でいられた。じゃあ取り寄せでお願いしますと。
問題はその次の日に起こった。何気なく楽天ブックスを覗いたら、なんとあの本が普通に売っているじゃないか。ポイント還元とか翌日配送とかを考えると正直ここで買った方が100倍お得だ。
でも一度は取り寄せをお願いした手前それをわざわざキャンセルしてネットで買うのはなんだか裏切り行為な気がした。何より街の本屋さんがどんどん姿を消していくこのご時世。自分のささやかなポイントのためにリアル店舗への義理を欠くのは良くない。そう思ってグッとこらえた。
それから数日経った今日の朝。一本の無機質なメールが届いた。
要約すると注文の本やっぱり出版社にも在庫なくて取り寄せできませんでした。なのでこの件はこれにておしまいです。もしまだ欲しかったらまた機会があれば最初から注文し直してねーという、信じられないくらい他人事な内容。
この瞬間自分の中で何かがぷっつんと、はっきりと音を立てて切れた。
呆然としながら急いで楽天ブックスを覗くと案の定品切れ。アマゾンもヨドバシも、どこもかしこも在庫なし。あの時けなげな忠誠心を裏切ってポチっておけば良かったんだ。
はいもう分かりました。
実店舗がそういう殿様商売みたいな対応を取るというなら、こちらもしかるべき対応を取らせてもらうまで。
この書店に対する脳内の利用優先順位を本日付けで3段階引き下げ。
今後の扱いは、たまたま近くにいて他に何の用事もなくて死ぬほど暇だったら寄るかもしれない程度の店とする。なんなら同じフロアにあるフードコートでポテトを食う方がよっぽど優先順位は上。
今までお疲れさまでした。傾斜産業たる理由がよくわかりました。