日曜の夜選挙速報を眺めている。
大方の予想通りというか、まあそうなるだろうなと思っていた通り自民党の参院選大敗北からの下野確定。
完全に自業自得だ。なんで勝てないことが分かりきっていた石破さんをこのタイミングで党首に選んだのかね? 派閥争いの結果なのか何なのか知らんけどその致命的な判断ミスで結果的に自分たちの議席がごっそり飛んでいったのはなんとも愉快痛快な話。
ただ笑ってばかりもいられない。
参政党のあの躍進っぷりは正直言ってかなり怖い。この勢いだと次の衆院選があったら普通に与党入りしてくるんじゃないか?
これはつまりそれだけ多くの国民が表立っては言わないまでも外国人に対して強い不満や嫌悪感を抱いているということの紛れもない表れなんだろう。
そしてそれより目先の生活に直結する話。新政権がやろうとしているであろう飲食料品の消費税を限りなく0%にするという政策。聞こえはいいけどこれで外食産業は一気に冬の時代に突入するだろう。財源はどうするのかその歪みはどこへ行くのか…。これから日本がどうなっちまうのか本当に神のみぞ知る、って感じだ。あーあ。
これから野党に転落した自民党がどう行動するのかは見もの。
個人的にはこのままおとなしくしているわけもなく小池さんあたりを神輿に担ぎ出して大々的な政界再編に乗り出すんじゃないかと睨んでる。
まあ正直なところこの際一度ぐちゃぐちゃになってでもちゃんとした二大政党制になった方がいいのかもしれない。政策で真っ向から対立するならまだしもよく分からない少数政党がキャスティングボードを握って国の舵取りがフラフラするよりはよっぽどマシだ。
そんなことを考えさせられる日本の歴史の転換点かもしれない日曜の夜。