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政治のじめっとした空気【25/7/21】

選挙から一夜明けて今日は祝日。


東京の株式市場は休みだけど為替と日経平均先物は動いている。自民党の大敗北で市場は荒れて円安に振れるかと思いきやむしろヨコヨコ、なんなら若干の円高傾向。日経平均先物も思ったほど下げていない。やっぱり市場の動きなんてものは予想通りにはいかないもん。難しい。

 

昨夜の一報で流れたほどの壊滅的な負けではなかったという見方もあるのかもしれない。
けど負けは負けだ。これで石破さんは大きな戦いで3連敗くらい。 

かつて安倍さんに対してあれだけ厳しく言っていたことと今の自分の言動が全く違うのはリーダーとしてそして一人の人間として非常にダサいと言わざるを得ない。
なのに党内からは本気でその責任を問うような大きな動きも聞こえてこないのがなんともむなしい。

 

そして攻めるべき野党も今の弱った神輿の方が自分たちの要求が通りやすいと分かっているからかここぞとばかりに攻め立てるような強い姿勢は見せていない。

 

そしてこの選挙で躍進した国民民主党と参政党のマニフェストを改めて見てみた。
両党とも未来のための「教育」の充実を謳っているのはいいがその財源は結局「教育国債」頼み。つまりは未来への借金の先送りに過ぎない。参政党に至ってはその国粋的な主張はさておいても聞こえのいい話ばっかりだ。

 

自分はもう毎回この場で言っているけど本当にこの国の財政を考えるならやるべきことは出口を狭くすることそれしかない。つまり社会保障費の削減特に医療費の負担増これ一択。

でもそんな国民に痛みを強いるような政策を掲げたら選挙で勝てないのもみんな分かってる。だから誰も言わない。


結果どの党が勝っても負けてもこの国の根本的な問題はいつまでも先送りされていく。
なんだかじめーっとした湿度の高い不快な政治がこれからもずっと続きそうだ。