今日のふと思い立って地元の資料館に行ってみた。
夏休みも後半戦。そろそろ自由研究の追い込みで小学生とかが調べものにでも来てるんじゃないかななんて思ったりもした。
でも館内に子供の姿は一人もいなかった。シーンと静まり返っている。
まあ地元の小さな資料館なんて、こんなもんなのかもしれない。
あるいは優秀な今の子たちはもうとっくに自由研究なんて終わらせてしまっているのか。だとしたらもうここに用はないか。
…いやそれとも。
今の子たちはそもそもこんな場所には来ないのかもしれないな。
だって家にいながらパソコンやスマホに向かって生成AIに「〇〇について小学生にも分かるようにまとめて」って頼めばそれっぽいレポートが一瞬で出来上がってしまう時代なんだから。
きっと昔に比べて間違いだらけのコピペ自由研究も増えてるんだろう。
そして何よりAIが吐き出した文章をただ貼り付けるだけの作業では何も記憶に残らないだろう。
自分で図書館や資料館に足を運び分厚い本をめくり必死にメモを取り唸りながら自分の言葉でまとめる。その足で稼いだ経験がないぶんせっかく得た知識もきっと頭からすぐに抜けていってしまうに違いない。
もし将来自分が親になったら絶対に子供には足で情報を掴んでこさせようと固く心に誓った。
面倒くさくてもその過程にこそ、本当の学びと、忘れない記憶があるはずだから。
まる。(句点)