今日の早朝、雨が降る前にと散歩に出た。
結果的には普通に雨に撃たれたわけだけど。
歩いていたら近所の小学校で先生たちが運動会の準備をしているのが見えた。ああ今日は運動会の日だったのか、と。
でも午前中は結局ずっと雨が降っていたからたぶん中止だろうな。
そしてこういう時本当に悲しい思いをしているのは実は小学生本人たちじゃないんだよな。
親なんだよね。
休みの日に自分の子供の勇姿を見られる数少ないチャンス。それがただただ天気というどうしようもない理由で失われてしまったわけ。
別にこれが後々まで語り継がれるような劇的な思い出話になるわけでもない。
ただ子供の成長記録の一年がほんの少しだけぼやけたものになってしまう。それだけのこと。
そんなもんなのかもだけどな。
そんなことを雨に濡れた道を歩きながらぼんやりと考えていた。