昨日の夜ちょっと遠出で高速道路を走った。こっちは真剣にある意味命がけで運転してるっていうのにあとでAppleWatchを見たら、なんと「睡眠中」と判定されていて心底ムカついてしまった。冗談じゃない。
とはいえ高速道路の運転自体は、やっぱり楽しい。単調な景色のようでいてぐんぐん進んでいく感覚。周りの車の流れに乗って自分だけの世界に入り込めるようなあの独特の没入感は、嫌いじゃない。
…なんて、最初は余裕をかましていたんだけど。 昨日は途中で本気で焦る羽目になった。 給油ランプが点灯した。よりによってサービスエリア(SA)を通り過ぎた直後に。そこから次のSAまでの距離がまあ遠いこと。生きた心地がしなかった。
こうなったらやることは一つ。徹底的なエコドライブだ。 大型トラックの後ろについて空気抵抗を減らしつつ時速85kmくらいをキープ。もちろんエアコンなんて贅沢品は即オフ。気休めにしかならないだろうけど音楽だって切って、ただただ祈るような気持ちでアクセルを一定に保つ。
なんとか次のSAに滑り込んで高いと分かっているガソリンを入れたわけだが。 後で冷静になって、車のタンク容量から逆算してみると、給油した時点でまだ7リットルちょいは残っていた計算になる。ってことは燃費を考えればあと100km弱は走れたってことか。 まあそれでも家までは到底たどり着かない距離だったわけだが。
今後は絶対にこんなギャンブルみたいなことはしない。高速に乗る前には、必ずガソリンを満タンにする。
そう固く誓ったそんなドライブだった。AppleWatchには僕のこの必死の思いはきっと届かない。