昨日は週明けの月曜日。夜になってふと映画が観たくなった。外に出ると木枯らしがビュービューと吹き荒れていた。もうマフラーとか手袋が欲しいくらい本格的に寒い。そんな中なんでわざわざ歩いたのかは自分でもよく分からないがとにかく歩いて映画館まで向かった。
で昨日観た映画はまさかの二本立て。まずは『Mr.ノーバディ2』。 これは先週1作目を配信で予習しておいたから準備万端で臨んだ。相変わらず主人公のオヤジがキレッキレで敵をバッタバッタとなぎ倒していく様は観ていて爽快。前作楽しめたなら間違いなく楽しめる期待通りの続編。
そしてその興奮冷めやらぬまま間髪入れずに観たのが邦画の『爆弾』。これもタイトルに偽りなしというかとにかく爆発していて画面は常に騒々しい。いや華やかと言った方がいいのか?そんなことないか。でも、『Mr.ノーバディ2』の物理的な爆発とはまた違った、人間の感情の爆発みたいなものも描かれていてこれはこれで見応えがあった。
奇しくも二本連続であれだけ「爆発」が多い映画を観たことになる。
どちらの映画もベクトルは全く違うけどそれぞれに違った面白さがあって二本連続で観たにも関わらず全く疲れを感じなかった。そして今年は本当に当たり映画が多い年のような気がする。映画館に足を運ぶたびに「ああ、観に来てよかったな」と思える作品にコンスタントに出会えている。映画好きとしては本当に嬉しい限り。
こうなってくると今年も残すところあと二カ月を切ったわけだが年末までにあと何本くらい劇場で映画が観れるかななんて考え始めてしまう。今、公開待機中の作品やまだ観れていない話題作をリストアップしてみると。うん少なくともあと4本くらいは観たい。なんとか時間を捻出して映画館に通わないと。
家で配信サービスを使って手軽に映画を観るのも悪くない。でもやっぱりあの真っ暗な空間で巨大なスクリーンと完璧な音響に包まれて作品の世界にどっぷりと没入するっていう体験は映画館でしか味わえない特別なもの。
木枯らしに吹かれながらわざわざ歩いて行った甲斐があったというもん。