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ぬいぐるみ【25/12/2】

今朝登校中の中学生たちとすれ違った時のことだ。ふと彼らのカバンを見るとぬいぐるみがぶら下がっているのが目についた。それも一人や二人じゃなく結構な人数だ。面白いなと思ったのは女子生徒だけじゃなくて男子生徒のカバンにも当たり前のようにキャラクターのマスコットが揺れていることだ。これが最近流行りの「ぬい活」ってやつなのかもしれない。性別に関係なく一種のブームになっているんだろう。

 

これを見て「中学生にもなってぬいぐるみなんで」なんて批判する気は毛頭ない。なぜなら僕自身車のカギにドラえもんのぬいぐるみをぶら下げているからだ。いい歳をした大人がだ。しかもこのドラえもんポケットに入れているとサイズ感的に頭だけひょっこり出たりする。そうするとすれ違う未就学児たちがめざとくそれを見つけて「あ!ドラえもん!」って指をさしてくることが多々ある。そのたびに少し照れくさいような不思議な気分になる。子供たちにとってのドラえもんのスター性はやはり絶大。

 

だからあの中学生たちがカバンにぬいぐるみをつけたくなる気持ちは痛いほどよく分かる。もちろん彼らにとってはファッションや流行りという側面も大きいんだろう。クラスで流行っているからなんとなくつけているだけかもしれない。でも好きなキャラクターが物理的にすぐ近くにいるっていうのは案外心の「よりどころ」になったりするもんだ。ふとした瞬間に触れたり目に入ったりするだけで少しだけホッとする。守り神というか相棒というかそういう精神安定剤のような役割を果たしてくれているのかもしれない。

 

学校という社会も楽しいことばかりじゃない。勉強や部活や人間関係で疲れることもあるはず。そんな戦場に向かう彼らにとってその背中で揺れる小さなぬいぐるみは僕のポケットのドラえもんと同じように言葉を発しないけれどいつもそばにいてくれるささやかな味方なのかもしれない。

 

そう思うとカバンで揺れるマスコットたちがなんだかとても頼もしく愛おしく見えてくる。