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出産無償化【25/12/4】

最近、政府が進めようとしている「出産費用の無償化」。これには賛否両論あるけれど、自分は基本的に「賛成」の立場。もちろん今の出産育児一時金(50万円)だけでは都内の病院なんかだと全然足りないからという真っ当な理由もある。でもそれ以上に、自分がこの制度変更を推すのには今の現金給付の仕組みを悪用したある「ハック」がどうしても気に入らないからという裏の理由がある。

 

最近一部の外国人コミュニティ特にベトナムあたりで流行っているらしいライフハックの話を聞いて呆れてしまった。 彼女たちは妊娠すると日本で産まずにわざわざ母国に帰って出産するケースが多いらしい。

「里帰り出産かな?微笑ましいね」なんて思うかもしれないが実態はもっとシビアで計算高い。理由は単純。母国の方が出産にかかる費用が圧倒的に安いからだ。数万円から十数万円で済むらしい。でも日本の健康保険に入っていれば海外で出産しても日本の役所に申請すれば「出産育児一時金」として50万円が支給される。つまりかかった費用との「差額」である数十万円がまるまる彼女たちの「お小遣い」として手元に残るわけだ。

 

これ日本経済にとっては大損害だ。 日本で産んでくれれば、その50万円は日本の産婦人科医院に入り看護師の給料になり日本の経済を回すことになる。でも海外で産まれてしまえば日本の保険料(税金みたいなものだ)が、ただただ海外に流出して個人の懐に入って終わる。そして産まれたらすぐに日本に戻ってきて今度は児童手当をしっかりと受け取る。完璧なスキームだ。

 

もし出産が「現金給付」ではなく現物給付としての「完全無償化(病院への直接支払い)」になればこの差額ビジネスは成立しなくなる。日本で産まざるを得なくなるし日本の医療機関にお金が落ちるようになる。だから自分は無償化に賛成なんだ。

 

あと健康保険の扶養の仕組みもガバガバすぎる。来日してすぐに扶養に入って保険料もろくに払っていない段階から出産手当金が貰えたりするのはどう考えてもおかしい。

 

「あいつら」と言いたくもなるくらい日本の性善説に基づいた制度は完全にハックされている。穴だらけのバケツに水を注ぎ続けるような真似はもうやめてほしい。制度を設計する偉い人たちにはもっと現実を見てこういう抜け道をきっちりと塞いでほしいと切に願う。