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ノーリスペクト【25/12/23】

昨日観に行った映画『新解釈・幕末伝』。

結論から言うと今年一番いや、ここ数年で最悪の「汚物」を見せられた気分。あまりの内容の酷さ歴史に対する冒涜そして制作陣からのノーリスペクトな態度に怒りを通り越して具合が悪くなった。比喩表現ではなく本当に身体の節々が痛み出し物理的に体調を崩しかけている。

 

自分は史学科を出るくらい歴史が好きだ。特に幕末という時代には特別な思い入れがある。だからこそ「新解釈」という言葉を隠れ蓑にして偉人たちをただのピエロ扱いし薄ら寒いギャグで茶化すだけの演出がどうしても許せなかった。

あれは解釈じゃない。ただの侮辱。史実をねじ曲げるならそれ相応の説得力や圧倒的な面白さが必要だろう。なのにこの映画にはそれがない。上映中何度も席を立って帰ろうかと思った。手元にあったポップコーンを咀嚼する作業だけが辛うじて現世に繋ぎ止めていた。あれがなかったらスクリーンの前で憤死していたかもしれない。

 

そういえば去年の今頃も『聖☆お兄さん』の実写映画を観て同じように絶望していた気がする。

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年末になるとこの手の「コメディを履き違えた何か」に被弾するのはもはや呪いなんだろうか。 監督には悪いことは言わないから一度M-1グランプリを予選から全部見直してお笑いとは何かを基礎から勉強し直してほしい。人を笑わせるというのは知性と計算の上に成り立つものであって偉人の格好をしてふざければいいってもんじゃない。

 

本当に過去の自分を恨みたい。もし自分が歴史を好きじゃなかったら史学科に入って知識を深めていなかったらこんなに傷つくこともなく「つまんない映画だったね」で済んだかもしれない。愛が深かった分だけ裏切られた時のダメージは計り知れない。

 

お金を払って貴重な時間を使い気分が悪くなり挙句の果てにストレスで体調まで崩す。 これは何の罰ゲームだ?四重苦じゃないか。もう決めた。この監督の作品は二度と観ない。 金輪際視界にも入れない。それが傷ついた心と体を守るための唯一の自衛策。

とりあえず今は質の良い歴史書でも読んで汚された脳内を消毒しようと思う。