ニュースで「決闘罪」による逮捕者が出たと知って驚いた。
明治22年に作られた130年以上前の法律が令和の今もしっかり現役で運用されているとは。
当時は武士の名残などもあったのだろうが現代の若者がこの罪状で捕まるとはなんとも時代錯誤で奇妙な感じがする。
逮捕された奴はヤンキー漫画のようにタイマンで白黒つけることにロマンを感じたのかもしれない。
だが現実は漫画とは違う。
河川敷で殴り合って友情が芽生えるのはフィクションの中だけでリアルな法治国家で待っているのはパトカーと前科だ。
決闘罪は実際に戦った当事者だけでなく、立会人も処罰される厳しい法律。
国は私的な暴力による解決を1ミリも認めないのだ。
そう考えるとヤンキー漫画は犯罪のオンパレードだ。
暴行、傷害、器物損壊、そして決闘。
「熱い青春」も現実ではただの反社会的行為として処理される。
漫画の主人公気分で拳を握ってしまった彼ら末路は滑稽で少し物悲しい。
明治の法律家もまさかスマホ時代の若者を裁くのに使われるとは夢にも思わなかっただろう。
漫画はあくまで漫画。現実はもっとシビアだ。