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二大政党制【26/2/9】

一夜明けて開票結果を直視する。

自民党が単独で総定数465の3分の2を超える310議席以上を獲得するという歴史的な圧勝。一方で野党第一党として鳴り物入りで誕生したはずの「中道改革連合」は公示前の167議席から49議席へと激減し壊滅と言っていい敗北を喫した。

 

この結果は有権者の審判というよりは野党側の自爆に近い。立憲民主党と公明党が選挙のためにくっついたあの節操のない合併劇。中道という耳障りのいい言葉で飾ってみたところでその内実は国民から完全に見透かされていたのだ。

内訳を見れば旧公明が28議席旧立憲が21議席。あろうことか野党第一党の看板を掲げながら旧立憲は組織力の強い公明勢に完全に乗っ取られ比例区でも自分たちの候補を拾いきれなかった。

 

何より衝撃的なのは旧立憲の顔とも言えるベテラン議員たちの落選。

小沢一郎氏、枝野幸男氏、岡田克也氏……。

かつて政権交代の夢を語った重鎮たちが次々と議席を失い戦地から去っていった。この10年間顔ぶれを変えられず新陳代謝を拒んできたツケが最悪の形で回ってきたのだろう。二大政党制というこの国の民主主義が目指すべきはずだった理想は野党自らの手によって跡形もなくぶち壊されてしまった。

 

結果として高市早苗首相率いる自民党はこれまでにない強固な超安定政権を樹立した。 株価は初の5万7000円台を突破し市場は安定を歓迎しているが政治の現場には歯止めをかける存在がいない。

内閣不信任案の提出に必要な50議席すら野党第一党が単独で持っていないという異常事態。人材不足と組織の瓦解により野党の立て直しには当分気の遠くなるような時間がかかるだろう。

 

この巨大な独走態勢を監視し続けなければならない。代わりを担える政党が必要だというのに今の野党にはその気概も器も見当たらない。自民党の歴史的な勝利を支えたのは国民の熱狂というよりも野党に対する呆れだったのではないか。

雪が溶け始めた2026年2月の朝、霧が晴れた先に見えてきたのはあまりに不均衡で危うい安定を孕んだこの国の未来だ。