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「今年最後」と言いかけて【26/2/10】

先週の土曜日と日曜日は久々に空が青くなかった。

年が明けてから関東の冬らしい快晴がずっと続いていた。空気はどこまでも乾き遠くの富士山も毎朝その稜線をくっきりと見せてくれていたのに。そのリズムを断ち切るように空が曇り雪が降り積もった。

 

一夜明け昨日と今日はまたいつもの青空が戻ってきた。雲一つない。刺すような寒さは健在だがこの空の高さはやはり冬の特権だ。けれどこの突き抜けるような青を観られるのは今シーズン最後なのかもしれない。

 

予報によれば今週末は一気に気温が上がり15度を超えるという。3月中旬並みの春の陽気。それと引き換えに空は曇りがちになり雨も降るらしい。春の暖かさは空気の中に湿り気と霞を連れてくる。そうなればもう富士山をあんなにきれいに拝むことは難しくなるだろう。

 

「今年最後」と言いかけて「今シーズン最後」と言い直してみる。

次の冬の青に出会えるのはきっと11月の終わり頃だ。そう思うとこの痛いほどの寒さも眩しすぎる日差しもなんだか貴重な落とし物のように思えてくる。

 

春が来るのは嬉しいけれどあの凛とした静かな空が去ってしまうのは少し寂しい。もうすぐ雨が冬の埃と静寂を洗い流していく。その前にもう一度だけ首が痛くなるほど高く青い空を目に焼き付けておこう。季節が急ぎ足で通り過ぎていく。