スピカぴかぴかましゅまろパクパク

日記(のようなもの)を毎日更新!!

予想外の軽快さ【26/3/28】

目覚めの瞬間ベッドの中で覚悟を固めていた。

昨日のあの膝がガクガクと震え重力に膝を屈した凄まじい疲労感。今日という休日はその代償として寝たきりで過ごす廃人への儀式になるはずだった。しかしいざ身体を起こしてみればそこにあったのは拍子抜けするほど穏やかな筋肉痛だった。

歩ける。それどころかスキップすらこなせてしまいそうなこの軽快さは一体どういうことか。

 

昨日あれほど生存の危機を感じてまで追い込んだはずのトレーニングが一夜明けてみれば予想未満の数値に収束している。

この事実はダイレクトに負荷が足りなかったのではないかという疑念へと突き動かす。土日を投げ打つ覚悟で臨んだはずがここまで動けてしまうとむしろ昨日もっと重いプレートを積めたのではないか最後の一レップを絞り出せたのではないかという奇妙な後悔が首が湧き上がってくる。

 

この物足りなさの正体は筋肉の破壊よりも先に中枢神経が一時的にブレーカーを落としていただけの反応だったのかもしれない。神経の疲労は一晩の睡眠でリセットされたが肝心の筋線維への物理的なダメージはまだ理想とする成長の閾値に達していなかったのではないか。そう考えると来週のメニューは自ずと決まってくる。今回の限界を最低ラインに設定しさらなる高みあるいは深淵へと踏み込む必要がある。

 

さらに脚以外の部位背中や大胸筋といった上半身においてもまだ明日の生活が危ぶまれるほどの強烈な筋肉痛を久しく体験していないことに気づく。

週の頭から一切の手加減を排して追い込みをかける。幸いにして脚の疲労の抜けは早く来週のスケジュールを再構築する余地は十分にある。メニューの入れ替え種目の純度の向上。

がんばっていくという言葉の裏側には自分自身の限界値を正確に測り直したいというドライバーがエンジンの限界回転数を探るような静かな執念が宿っている。

 

スキップができるほどの余裕は来週への伸びしろの証明。

次は階段を下りる恐怖を思い出しそれを快楽へと変換できるほどの圧倒的な負荷を自らに課す準備を始めようと思う。