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助走はついた【26/4/23】

4月、いや正確には3月の中旬から自分という名の肉体改造プロジェクトを再始動させた。

鏡に映る輪郭に対して容赦なく太りすぎだと引導を渡し食事管理とタンパク質の優先摂取そして何より重力との対話とも言える筋トレに時間と意識を投下してきた。

気分ではなく数値で語る。それが今回のテーマ。

そして今日その28日間の平均値という逃げ場のない答え合わせを突きつけられることになる。

 

28日前の体重平均は74.3kg。そして現在は74.95kg。差分は+0.65kg。

丸めれば600gの増量。

数字だけを見ればダイエットという文脈においては明確な敗北に見える。ここで思考を止めれば過去の自分と同じ轍を踏むことになる。だが今回は違う。評価軸を体重に固定するほどこのプロジェクトは浅くない。

 

続いて体脂肪率。28日前は22.11%。現在は21.28%。0.83%の減少。

この数字が意味するものは単純だ。体重が増えているにもかかわらず脂肪は減っている。

つまり減少した脂肪量を上回るだけの筋肉が積み上がっているということだ。これは偶然ではない。大幅なカロリー赤字に頼らずトレーニング刺激と栄養供給を両立させた結果としての再構築。見た目の数字に裏切られそうになりながらも中身は確実に変わっている。このズレこそが今回の最大の収穫。

 

もちろん手放しで浮かれていい段階ではない。筋肉が増えているという仮説もあくまで間接的な証拠に過ぎない。水分量や測定誤差といったノイズも含まれている可能性はある。それでもこの1ヶ月でやってきたことが完全な間違いではなかったと言えるだけの材料は揃った。少なくとも短期的な数字に振り回されて食事を極端に削る必要はない。

 

助走はついた。

ただしこれはスタートラインに立っただけだ。目標は夏に間に合わせることではない。一年後全く別の身体として立っていること。そのためにはこの地味で退屈な積み重ねを続けるしかない。

今日のこの数字は派手さはないが確実に前に進んでいる証拠。そう判断できる限りやることはシンプル。明日も同じように食べて同じように持ち上げる。それを淡々と繰り返すだけ。