5月を目前に控えようやく本格的な減量に踏み切った。
期間はまず10日間。短期のスプリントとして1日マイナス720kcalという明確な赤字を意図的に作り出す。4日目を終えた現在、懸念していた体調の崩れはなく身体は驚くほど安定して稼働している。
今回の取り組みで最も大きな収穫は単なる減量の進捗ではない。過去1年分のデータを可視化したことによって自分の肉体に対する認識が根本から書き換えられたことだ。
体重や摂取カロリーといった断片的な数字を7日・28日・84日・180日という複数の移動平均で重ねる。そこに浮かび上がったのは言い訳の余地を一切残さない冷徹な現実だった。
「自分は代謝がいいから多少のオーバーは問題ない」
そんな都合のいい思い込みはApple Watchが記録し続けていた消費カロリーと実際の摂取量との差分という事実の前であまりにもあっけなく崩れ去った。摂取と消費のわずかな乖離が時間をかけて確実に積み重なり体重の増加として現れていた。それは偶然でも体調でもなくただの結果だった。
この事実を受け入れた瞬間、取るべき戦略は一つに絞られる。
アンダーカロリーという不足を意図的にそして継続的に作り出すこと。それ以外に体重をコントロールする方法は存在しない。
ただし今回の10日間は単なる減量ではない。むしろ自分の燃費を再測定するための実験。同じ条件を再現すれば必ず同じ結果が出るのか。その再現性を確認することこそがこの短期スプリントの本質。
目標はシンプルだ。10日間でマイナス1kg。はまれば設計は成功と判断できる。それ以上を狙えば体脂肪だけでなく水分や筋肉まで削るリスクが高まる。
新緑の季節とともに余分なものを削ぎ落とす。だがそれはただ軽くなるためではない。自分の身体というシステムを正しく理解し意図通りに動かすための再設計。
この10日間で証明したいのは痩せられるかどうかではない。
同じ条件を満たせば必ず結果を出せるという再現性そのもの。
それさえ手に入れば減量はもはや迷いのある作業ではなく単なる手順になる。
かっこよく書いてみたけど、そうでもしないと辞めちゃいそう。
GWもあるし。