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愛猫を見送った日【26/5/25】

土曜日から急に様子がおかしくなった。

 

食欲、動き、呼吸。明らかに普段とは違う。

慌てて病院へ連れて行きそのまま入院になった。少しでも良くなる可能性を信じていたが返ってきたのは助かる見込みは難しいという現実。

 

だから家へ連れて帰ることにした。

最期は慣れた場所で過ごさせてあげたかった。

 

家に着いてすぐだった。

他の猫たちの顔を見て、家族の顔を見て、その直後、本当に静かに逝ってしまった。あまりにも突然ででもどこか確認してから安心して力を抜いたようにも見えた。

あの瞬間の光景が頭から離れない。

 

生き物はいつか必ず死ぬ。そんなことは昔からわかっている。当たり前の話。でも実際にその瞬間を目の前で見ると頭で理解していたはずのことが全部吹き飛ぶ。

涙が止まらなかった。

 

今月に入ってからこういう別れが続きすぎている。

親戚。知人。そして今回の猫。

短期間で何度ももう会えないを突きつけられるとさすがに心が追いつかない。不幸は続くという言葉をここまで現実として感じたことはなかった。

 

もちろん全部偶然なのだろう。誰が悪いわけでもない。防げなかったことも多い。頭ではそう整理している。

でも感情はそんなに簡単に納得しない。

最近、自分の中で何かが少し壊れている感覚がある。まだギリギリ動いてはいるが本当に正常なのかはわからない。

 

むしろ今はショックが大きすぎて脳が一時的に麻痺しているだけなのかもしれない。あとになってから一気に崩れる気もしている。

だから今は無理に元気になろうとは思わない。

 

前向きな言葉で整理しようとも思わない。

ブログも、運動も、ルーティンも、少し脇へ置く。悲しい時にまでちゃんとしなければと考え続けると本当に壊れる。

 

今はただ、泣けるなら泣く。

時間が過ぎるのを待つ。

 

一緒に過ごした時間が消えるわけではない。
好きだった場所も、仕草も、家の中に残っている。

だから今はその不在の大きさを無理に埋めようとしない。

静かになった部屋の空気を受け止めながらこの5月が終わっていくのをただ静かに待とうと思う。