4月頃から減量を続けている。
ありがたいことにここまではかなり順調。体重も落ちているし日々のアンダーカロリー管理も習慣になった。もちろん停滞や不満が全くないわけではないが少なくとも大きく脱線することなく進められている。
その減量生活の中で半ば儀式のように続けているものがある。
カフェインのサプリと濃い緑茶。
脂肪燃焼効果がどうとか代謝がどうとかそういう理屈も一応あるのだろう。だが正直なところ今となっては効果そのものよりも減量モードに入るためのスイッチに近い。
飲んだから痩せるのではない。飲むことで今日もやるぞという気分になる。
そういう意味でのおまじない。
ところが最近、妙なことに気づいた。
コンビニへ行くと濃い緑茶だけやたら売り切れていることがある。一店舗だけではない。何度か見かける。そんなに人気商品だっただろうか。
不思議に思いながら棚を眺めているとつい考えてしまう。
たぶん誰かがテレビで紹介したのだろう。あるいはインフルエンサーが脂肪燃焼におすすめ!みたいな動画でも出したのかもしれない。
もちろん根拠はない。完全な想像。
だが日本人は昔から「○○が体に良い」と聞くと驚くほど素直に買う民族でもある。
明日になったら納豆が消え次の日にはヨーグルトが消える。そんな光景を何度も見てきた。というわけで今日は濃い緑茶が手に入らなかった。
仕方がないので普通の緑茶を買う。成分的には多少違うのかもしれない。でも考えてみれば減量の主役は緑茶ではない。
毎日の食事管理であり、運動であり、積み重ね。緑茶はあくまで脇役。
それでも少しだけ不安になる。
こういうのは理屈ではない。長く続けているルーティンが一つ欠けると大丈夫かなと思ってしまう。人間は案外そういう生き物だ。
だから今日は普通の緑茶を飲みながらおまじないの効果が切れないことを祈る。
たぶん大丈夫。
そもそも効いていたかどうかも怪しいのだから。だがそれを言ってしまうと身も蓋もないので今日も静かに緑茶を飲むことにする。