土曜日は少し食べ過ぎた。
その日は予定していたアンダーカロリーを作れず日曜日で取り返そうと考えた。
ただそのやり方がよくなかった。結果的。
運動量を増やして赤字を作るのではなく食事を減らして帳尻を合わせようとしたのだ。
すると翌日、体組成計の体脂肪率が大きく跳ね上がっていた。
家庭用の体組成計なんて誤差が大きい。そんな話は何度も聞いているし自分でも理解している。
それでも毎日、同じ条件で測り続けているとその変化を無視することはできない。
でも「たまたまだろう。」そう思った。
しかし翌日もそのまた翌日も体脂肪率は高いまま。7日平均線まで上向き始めた。
さすがに心がざわつく。もちろん頭では分かっている。
この数日間のアンダーカロリーはすぐには体脂肪として反映されないことも体内の水分量やグリコーゲンで数値はいくらでも動くことも知っている。
時間が経てば落ち着く可能性が高い。
それでも平均線という数字は容赦がない。
一日の体重なら今日はたまたまで終わる。
でも「これが今週の平均です」「先週より増えています」と表示されるとその数字は急に現実味を帯びてくる。しかも平均を戻すにはまた一週間近く積み重ねなければならない。
焦る。
そしてこういう時に限って脳は都合のいい言い訳を次々と思い出す。
「もう十分頑張った。」
「少しくらい休んでもいい。」
「今日は食べても誤差だ。」
ダイエットをやめる理由だけは驚くほど簡単に見つかる。
だからこそここが踏ん張りどころなんだと思う。
結果ではなく行動を見る。数字ではなくアンダーカロリーを積み重ねたという事実を見る。自分がコントロールできるのは今日の食事と今日の運動だけだ。
見つめる鍋は煮えない。
何度も自分に言い聞かせてきた言葉を、今こそ信じるしかない。
焦らず、一日ずつ。
この停滞もきっと後から振り返れば通過点だったと思える日が来る。
その未来を信じて今日もまた淡々と積み重ねていく。