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色々試して回り道【25/5/22】

いやはやすっかり麦茶が美味しい季節になった。風呂上がりとか、ちょっと汗をかいた後とかに、キンキンに冷えた麦茶をゴクゴク飲むのがたまらない。 で、この麦茶なんだが、ここに至るまで、個人的にちょっとした飲み方の変遷というか、まあ、ぶっちゃけ「回り道」をしてきた歴史がある。

 

昔は、何の疑いもなく、当たり前のようにペットボトルの麦茶を買っていた。2リットルのやつとか、小さいやつの箱買いとか。味は美味しいし、手軽だし、文句はなかった。…いや、一つだけあった。飲み終わった後のペットボトルを処理するのが地味に、いや確実に、めんどくさい。ラベルを剥がし、キャップを取り、中をすすいで、潰して、分別して…。この一連の作業が、どうにもこうにも性に合わなかった。

 

そこで次に移行したのが、紙パックの麦茶だ。ペットボトルよりはゴミ捨てが幾分か楽になるんじゃないか? そんな淡い期待を抱いて。確かに潰すのは楽になった。でも、これも結局、リサイクルに出すために開いて畳んで…っていう手間は残るし、なんだかすぐ無くなる気がする。そしてやっぱり捨てるのがめんどくさい、という根本的な問題は解決しなかった。

 

そして長い放浪の末ついにたどり着いたのが「水筒(マイボトル)に、麦茶の粉末を溶かして飲む」という至ってシンプルなスタイルだ。 これがね、もう、なんというか、最高。 まずゴミがほとんど出ない。出るとしても、粉末の入っていた大きな袋くらいだ。毎日のようにペットボトルや紙パックのゴミが出ていた頃とは雲泥の差。そして何より、安い! ペットボトルや紙パックで買うより、圧倒的にコストパフォーマンスが良い。飲みたい時に、飲みたい量だけサッと作れる手軽さもいい。

 

…なんで、最初からこれにしなかったんだろうか? 心の底から、そう思うよ、本当に。ペットボトルだの紙パックだのと、我ながらだいぶ壮大な回り道をしてしまったもんだ。灯台下暗しとはこのことか。

 

でもまあこんなふうに色々試して回り道したからこそこの粉末麦茶のありがたみ、その合理性が骨身に染みて理解できるってもんかもしれない。ゴミも出ない、安い、手間いらず。いいこと尽くめじゃないか。

 

…分かってる、分かってるって。 「そんなの、最初から気づけよ!」って、みんな思ってる。 大丈夫、自分でも十分すぎるほどそう思ってるから、頼むからそれ以上は言わないでくれ。地味に傷つくから。