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『アンダーニンジャ』を観に行きました ※ネタバレ注意

eiga.com

映画.comさんからあらすじを引用

太平洋戦争終結後、日本へ進駐したGHQが最初に命じたのは「忍者」組織の解体だった。それにより、忍者の存在は消滅したかに見えた。しかし彼らは世界中のあらゆる機関に潜伏し、現代社会でも暗躍を続けていた。忍者組織「NIN(ニン)」の末端に所属する忍者の雲隠九郎は、暇を持て余していたある日、重大な任務を言い渡される。それは、戦後70年以上にわたり地下に潜り続けている、「アンダーニンジャ」と呼ばれる組織の動向を探るというものだったが……。

 

 

映画『アンダーニンジャ』を観に行きました。原作は読んでいないので映画単体の感想です。まず、冒頭にフジテレビのロゴが出てきます。最近何かと話題のフジテレビですからね。はい。とはいえ映画が始まると意外にも面白い。笑えるシーンもあり、アクションも良かった。全体的に楽しめたのですが、いろいろと思うところもありました。

 

物語の進行は正直ちょっと破綻気味。でもそこは勢いで押し切っていて「まぁご愛敬かな?」って感じです。そうです監督が福田雄一なんです、不安ですよね。これまでの作風から不安視していましたが、今回は及第点。逆に言えば、福田監督じゃなくても良かったんじゃないかと思える部分もありました。ここは自分が言うのもなんだけど求めるものが違うとしか。。

 

それと、学校でのシーン。敵の忍者が現れて次々と人を殺し、挙句の果てには学校が大爆発。これはさすがにやりすぎかなと感じました。巻き込まれて無実の人がたくさん死んでいく展開は少し胸が痛む。割と救いがないし、その学校でテロリストを養成してたとかならまだしもね。

 

そしてヒロインの「鼻くそ」のやりとり。正直、これは一切笑えなかったし意味もわからないです。このネタが2回くらい出てくるんですが、これが「面白い」と思ってやってるなら、自分とはセンスが合わないんだなぁと痛感。

 

何はともあれ、映画そのものは楽しめました。ただ、やりすぎな演出や微妙なギャグ、そして「フジテレビ」の影響と前作の『聖☆おにいさん』の影響で客足が伸びないのは仕方ないかもしれません。総じて面白いけど惜しい。そしてちょっと残念な作品でした。

 

「えっ?」