スピカぴかぴかましゅまろパクパク

日記(のようなもの)を毎日更新!!

『アマチュア』を観ました

eiga.com

内気な性格で愛妻家のチャーリー・ヘラーは、CIA本部でサイバー捜査官として働いているが、暗殺の経験もないデスクワーカーだ。最愛の妻とともに平穏な日々を過ごしていたが、ある日、無差別テロ事件で妻を失ったことで、彼の人生は様変わりする。テロリストへの復讐を決意したチャーリーは、特殊任務の訓練を受けるが、教官であるヘンダーソンに「お前に人は殺せない」と諭されてしまう。組織の協力も得られない中、チャーリーは彼ならではの方法でテロリストたちを追い詰めていくが、事件の裏には驚くべき陰謀が潜んでいた。

 

 

『アマチュア』を観た。結論から言えば予告がピークだった。
あの予告から広がる想像それを本編が一切超えてこなかった。むしろ下をくぐってきた。

 

期待しすぎた。
予告は切り取り方が巧妙で「これはもしかして…」と胸を膨らませてしまった自分にも非がある。
でも、そのテンションで観ると残念感が際立つ。

 

まず、アクション映画としての爽快感はほぼゼロ。
肉弾戦の代わりに、頭を使って殺す…という設定なんだけど、その知的さもどこか物足りない。
張り巡らされた罠や巧妙な心理戦があるかと思えば、そうでもなく。
スリルというより、妙な間延び感。

 

そしてラスト。
主人公が敵を殺さない理由がわからない。
逆に敵が主人公を殺さない理由もわからない。
緊張感も決着もない、ただフワッと終わるラスト。
いや、せめて何か一発強い印象がほしかった。
怒りや復讐をテーマにしてるなら、感情のピークは見せてほしい。

 

全体的に内容が薄い。
セリフも淡々、映像も雰囲気重視で通しているけれどそれが結果として平坦さを増していた。
復讐ものってどこかで映像としての過激さがないと成立しにくい。
小説なら想像で補える部分が、映画では画として出さなきゃ伝わらない。

 

これはもう、予告詐欺というより企画段階での映画向きじゃなさを見抜けなかった感じ。
自分を騙したのは予告、そして期待。
恨むわけじゃないけど、「なんで観たんだろうなぁ…」としばし虚無になる一本だった。